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第2部   科学技術活動の動向
第5章  国際交流の動向
1  国際機関のにおける活動
(3)  その他


国際学術連合会議(ICSU)は,人類福祉に役立つための科学活動の国際的奨励を目的としており,とくに自然科学の分野における学術団体の活動促進および諸国際団体の調整のための機関として重要な地位を占めている。現在,ICSUは,国際協力事業として南極地域観測,国際生物学事業計画(IBP),地球大気開発計画(GARP)および国際地球ダイナミックス計画(GDP)を実施しており,国際協力事業のほかにも共同研究として,宇宙飛しよう体による宇宙空間観測事業,海洋研究計画,国際水資源の研究と合理的利用の問題研究,複合領域内における特定問題の研究,人間生物の生存環境に関する問題の研究,環境問題の研究および科学教育に関する研究を実施している。さらに,科学技術のデータの国際的な収集,配布および開発途上国における科学技術の促進のための活動を続けている。

アジア科学協力連合会(ASCA)は,アジア地域の研究開発のための資源および施設の有効利用を確保し,地域内の人々のための高水準の社会的,経済的進歩を達成するために加盟各国間の科学技術協力を推進し,強化することを目的として,1972年3月に設立された。当面,活動は農業の生産性向上および工業改革の継続的推進,科学技術面での人的能力の開発ならびに人間環境問題の解決に向けられており,これに関する国家協力の調整,増進を図つていくことになつている。

本連合の第2回会議は,48年3月,東京において開催された。第2回会議では,1)各国の科学政策についての報告および討議,2)各国の科学技術研究の統一目録の作成,3)域内における科学技術協力プロジェクトについて討議され,とくにわが国からは「域内研究機関等の提けい」について提案を行つた。

また,東南アジア開発閣僚会議は,47年13月にサイゴンで開催された第7回において,東南アジアの医療水準を高めるとともに医者の養成,医療情報の域内交流を図ろうとする「東南アジア工学大学」の設立についても前向きに検討することを確認した。


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