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第1部   希望にみちた社会をめざす科学技術
第3章  資源の有効利用に取り組む科学技術

今日まで,われわれは資源とは地球上に無限に存するものと考えて,ひたすらその利用の規模を拡大してきた。そして,大量生産,大量消費,大量廃棄といつた経済活動の上に現代社会を形成している。

しかし,現在,この経済の進め方は大きな転換を余儀なくされている。現在の経済活動上の問題は資源使用量の著しい増大からくる重要資源の枯渇であり,環境の汚染であるといえよう。これら2つの問題は,今や人類の存亡にかかわる重大な問題として,緊急にその対策が求められている。

現在の生活水準を過去にひきもどすことがもはや不可能である以上,科学技術の振興と適切な利用によつて,限られた地球上の資源を有効適切に使用し,できる限り多くの資源と美しい自然を子孫に引き継ぐことが,現代社会に住むわれわれの義務である。

そこで,資源利用拡大の経緯をふりかえるとともに資源利用の現状と問題点を把握し,これらの問題解決のためにわれわれは科学技術をどのように利用しようとしているかを述べる。


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