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第2部   科学技術活動の動向
第3章  技術交流および特許出願の動向
1  技術交流


わが国の技術貿易は,技術導入,技術輸出とも 第2-39図 に示すように年々拡大を続けている。すなわち,昭和45年度における技術導入に伴う対価支払額は1,559億円に達し,前年度に比して17.7%増加するとともに,技術輸出に伴う対価受取額も212億円と前年度に比し28.3%の大幅な増加をみせた。この結果,支払額に対する受取額の比率は,44年度の12.5%から45年度には13.6%へと上昇した。このように外国からの技術導入が依然として増大しているが,他方技術輸出もかなり増加を示すようになつている。

第2-39図 わが国における技術貿易額の推移

つぎに,技術貿易額について欧米先進国とわが国とを比較すると, 第2-21表 に示すようにわが国の受取額と支払額との比率は年々上昇しているものの,先進国に比べ極端に低い状態にある。これは,対価支払額が先進諸外国に比し1.5倍ないし2倍と多いこともあるが,対価受取額がアメリカの約37分の1,イギリス,フランスの約4分の1,西ドイツの約2分の1ときわめて少ないことがその原因である。したがつて従来から強く指摘されてきたことではあるが,わが国独自の創造性の高い研究開発に積極的に取り組む必要があろう。


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