ここからサイトの主なメニューです
前(節)へ  次(節)へ
  はしがき

近年,わが国の科学技術は,めざましい進歩発展を遂げ,産業活動から国民生活に至るまで多方面にわたつて大きな影響を与えるに至つておりますが,科学技術のもつ影響が大きくなればなるほど,科学技術は社会・経済からの期待に応えるとともに,自然や社会と調和,適合することが一層重要となつております。

とくに,最近における環境問題・都市問題の深刻化,国際化の進展,価値観の多様化などの諸情勢の急速な変化に伴い,科学技術に対する要請にも大きな変化がみられ,社会開発関連の研究開発の重視,技術の事前評価の確立,国際協力の充実などが新たな要請として生まれてきております。

したがつて,今後の科学技術活動においては,このような新たな要請に的確に応えていく必要がありますが,すでに,それに対するいくつかの目立つた動きが現われております。

そこで,この白書は,このような新しい要請に対する動きを概観し,それを今後望ましい方向に進めていくための問題点を示唆するとともに,その基盤となる科学技術活動の動向を研究投資,研究人材,政府の施策などの面から分析しております。

できるだけ多くの方々がこの白書を読まれ,わが国の科学技術の今後進むべき方向について認識を深めていただければ,これにまさる喜びはありません。

昭和47年4月 木内 四郎 科学技術庁長官国務大臣


前(節)へ  次(節)へ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ