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第2部   科学技術活動の動向
第3章  国際交流の動向

科学技術における国際交流は,原子力開発,宇宙開発,海洋開発などの巨大科学技術や基礎科学の分野をはじめとして,近年では環境問題,開発途上国への援助の面でも活発な活動が展開されてきている。

1970年代の最大の課題の一つである環境問題については,国連, OECDなど数多くの国際機関で科学技術面からの取組みがなされてきており,二国間協力においても,天然資源の開発利用に関する日米会議などで積極的に協力活動が進められている( 第2-29表 参照)。また,開発途上国に対する援助においても,近年開発途上国の発展のために科学技術を活用しようとする機運が高まつており,技術援助は質量両面にわたつて年々拡充されてきている。

第2-29表 環境問題に対する主要な国際協力のうちわが国 の参加しているもの

さらに,巨大科学技術の分野では,国連の各委員会,国際原子力機関などにおける多国間協力およびアメリカなどとの二国間協力が活発化している。これらのほか,基礎科学においても,国際学術連合会議,国連教育科学文化機関などを中心として協力活動が続けられている。

このように科学技術における国際交流が活発化するにつれて,従来の情報交換や意見交換中心の活動に加えて,共同研究や共同事業などを実施するような積極的な協力活動も増大してきている。

以下,このような広範多岐にわたる国際交流のうち,わが国と関係の深い活動を中心に国際機関における活動,二国間協力活動について述べる。


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