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第3部   政府の施策
第2章  政府機関等における研究活動
5  国立試験研究機関の研究成果
(12)  自治省


〔消防〕

電車車両火災は件数こそ少ないが,被害はきわめて大きい。最近発生した地下鉄電車火災を機に,この種の徹底的防火対策を確立するため,運輸省と共同研究を進め,長さ30mの模擬トンネルにより実験を行ない,電車火災発生の弱点,発火から火災にいたる様相を明確にし,これらから電車車両の構造,使用材料の検討を行ない,とくに電線系に使用する塩化ビニール,座席シート類に使用するエポキシ樹脂からの有毒ガスが問題であることを明らかにした。これにより,電車火災対策についての運輸省の車両基準改正に貢献した。

また,火災時の濃煙,有毒ガス中において避難脱出し,あるいは消防活動を行なうための防煙呼吸器具の開発研究を進め,きわめて簡易な酸素発生式呼吸器で軽量安価な避難脱出用呼吸器を試作検討し,実用化の目途をうるに至つた。


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