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第3部   政府の施策
第2章  政府機関等における研究活動
5  国立試験研究機関の研究成果
(9)  郵政省


〔人工衛星の開発〕

わが国の宇宙開発計画の一環として世界の電離層特性の分布を知ることを目的とする電離層観測衛星は,科学技術庁が開発するQロケットにとう載されるものであるが,昭和44年3月,そのプロトタイプ製作の発注を行なつた。また,人工衛星の本体およびこれにとう載する測定器や部品の環境試験装置を完成した。なお,この成果は,宇宙開発事業団の発足に伴い,同事業団に引継がれ,活用されることとなつた。

〔宇宙通信〕

電離層観測衛星を管制するため,従来,研究中であつた地上の施設については,昭和44年9月その一部としてテレメーター受信装置およびコマンド送信装置の製作の発注を行なつた。衛星特殊通信方式の研究の一環として気象庁気象研究所と共同で開発した静止衛星による地球上の雲分布写真の受像装置については,一部その成果を得て,気象予報に活用している。電波天文関係では,昭和44年9月機器整備を終り,銀河系内星雲電波の観測を東京天文台との共同で開始し,貴重なデータを得つつある。

〔ミリ波通信の研究〕

昭和43年度から理論的調査を行なつてきたが,さらに実験的基礎資料を得るため,衛星通信に使用するミリ波中継器の試作研究の一環として,35ギガヘルツ単太陽電波観測装置を44年10月発注した。


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