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第2部   科学技術活動の動向
第4章  技術交流および特許出願の動向
1  技術導入
(3)  分野別技術導入


技術導入件数を技術分野別にみると,一般機械,化学,電気機械の3分野で全体の63%を占めている。昭和43年度の技術導入のうち対前年度増加率が高かつた技術分野には,プラスチック製品の110%化学工業の83%,輸送用機械の82%,電気機械の79%などがあるが,一般機械は55%の増加にとどまつている (第2-33表)

導入技術の内容として,近年,革新的新技術の導入件数が減少していることが指摘されているが,その反面,最近における流通,消費革命の進展を反映して,これらに関連した技術導入がめだち,技術導入の多様化がみられる。昭和43年頃の導入技術の主だつたものとしては,紙容器の成形から内容物の充填シールまでを一貫して行なう包装機械など総合的自動機械装置のほか,最近の高度経済成長に伴う一般消費水準の向上とし好の多様化を反映して,家庭電化製品に関する技術導入,服飾デザイン関連の技術導入等消費関連技術が多くなつている。また,産業公害防止関係の技術導入の増加も著しく,43年度は,とくに,脱硫関係,自動車排気ガス処理関係技術の増加がめだつている (第2-34表, 第2-35表)

第2-33表 分野別甲種技術援助契約認可件数の推移

技術分野別にその導入先についてみると, 第2-92図 に示すように,主要分野においては,アメリカからの導入が非常に多いことは共通しているが,とくに,機械,化学の両分野においては,西ドイツ,イギリス,フランス,スイスなど西欧諸国からの導入もかなりの割合を占めていることが注目される。

第2-34表 流通・消費関連技術の導入件数

第2-35表 公害防止関連技術の導入件数

第2-92図 昭和42年度分野別甲種技術導入国別割合


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