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第2部   科学技術活動の動向
第4章  技術交流および特許出願の動向
1  技術導入
(1)  技術貿易


昭和43年度におけるわが国の技術貿易は,技術導入に伴なう対外支払額が1,130億円に達し,前年度に比べて31%の大幅な伸びを示した。一方,技術輸出に伴う受取り額は122億円で前年度に比べて26%と,技術導入の増加ほどではないが,かなりの増加をみせた。なお,技術導入支払額に対する受取額の比率は,10.8%とほゞ前年並みにとどまつた。

この結果,昭和24年度以降の支払額累計は6,399億円,受取額累計は472億円となつた。対価受取額は,昭和37年頃から急速に増加し,昭和42年度には導入支払額に対する受取額比率も10%台に達したが,これを欧米先進国に比較すると,まだ圧倒的に支払が多く,この面からみてわが国の技術開発力にはなおこれらの諸国と大きな格差があることがうかがわれる。

技術貿易収支を業種別に比較してみると, 第2-90図 のように,わが国は,食料品,たばこ,パルプ,紙において受取超過となつているほかは主要業種でいずれも技術導入の方が多い。とくに,化学工業,電気機械など研究集約産業において大幅な支払い超過となつており,イギリス,西ドイツに比較して,なおかなりの格差がみられる。

第2-89図 わが国における技術貿易収支

第2-32表 主要国における技術貿易収支


第2-90図 業種別技術貿易構造(対価受取額/対価支払額)の国際比較


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