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第2部   科学技術活動の動向
第4章  技術交流および特許出願の動向

戦後のわが国の経済発展を支えてきた要因の一つとして,欧米先進国からの積極的な技術導入による産業技術水準の向上があげられている。すでに,第1部においても指摘しているように,最近の技術開発は大規模な開発体制のもとに莫大な開発資金,多数の研究者によつて進められるものが多くなりつつあり,一国で,すべての分野にわたつて超一流の技術を開発することは困難であるので,自主技術の開発を中心としつつ,技術導入によつて外国技術を有効に利用することにも配慮し,わが国の科学技術の調和ある発展を図ることが必要である。

これまで,わが国の技術交流は,とりわけ外国からの技術導入がその中心を占めてきた。しかし,近年国内の技術水準の向上に伴い,外国への技術輸出を急速に増加しつつあるほか,国内における技術交流も次第に活発化してきている。

以下,本章においては,外国からの技術導入,外国への技術輸出および国内における技術交流について,わが国の技術交流の動向を分析するとともに,技術の普及において重要な役割を果たす特許の出願の現状について述べることとする。


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