ここからサイトの主なメニューです
前(節)へ  次(節)へ
第2部   科学技術活動の動向
第3章  国際協力活動の動向
1  国際機関における活動
(1)  国際連合


科学技術の分野における国連の活動は,経済社会理事会(ECOSOC)の総括のもとに,各種専門機関を通じて進められている。とくに,近年科学技術を活用して開発途上国の発展を図ることが大きな課題となつており,国連では経済社会理事会のもとに,科学技術諮問委員会を設置して,諸分野の活動を調整している。

また,原子力開発,宇宙開発,海洋開発等については,科学委員会,宇宙空間平和利用委員会,海底平和利用委員会等において活動が行なわれている。とくに,わが国は,科学委員会にその設立(1955年)当初から毎回代表を送り,原子力平和利用の推進に必要な放射線の影響に関する知識と理解の増大に大きな貢献をしているほか,宇宙空間平和利用委員会においては,宇宙空間の平和利用推進に必要な,宇宙空間に発射された物体により生じた損害の賠償に関する協定,宇宙条約に付帯した宇宙空間の定義,宇宙の利用等の宇宙活動の基本原則および技術上の諸問題等の審議に参加し,積極的に活動を進めている。海底平和利用委員会は,それまで,海底特別委員会として,国家管轄権の及ぶ範囲以遠の海底の平和利用問題を検討してきたものを,第23回国連総会において常設の委員会としこの問題の検討を続けることとなつた。この委員会は,わが国を含む42か国で構成され,1969年2月に第1回会議が開催された。


前(節)へ  次(節)へ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ