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第1部   科学技術発展の展望
第4章  経済の効率的発展における科学技術への期待

わが国経済は,1960年代を通じて高度成長を持続し,ついに自由世界第2位の経済規模を有する経済大国の地位を占めるに至つた。このような高度成長の過程において,経済の国際化への移行,労働力需給のひつ迫などわが国経済をめぐる情勢は急速に変化した。

真に豊かな社会を建設するために,このような社会・経済の環境条件の変化に対応しつつ,国際的視野に立つた経済の効率化が強く要請されている。

1960年代の高度成長に果たした科学技術の役割はきわめて大きいものがあつたが,このような目標を達成するにあたつて,科学技術に寄せられる期待は,今まで以上に大きいものがある。

そこで,経済の国際化,労働力不足の進行を概観し,さらに進んで,産業構造の高度化,農林水産業,中小企業の近代化,工業原料,エネルギーの開発など経済基盤の培養に必要とされている諸問題を明らかにし,これらを解決するために,どのような科学技術の課題があるかを概述しよう。


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