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第5章  技術の交流
2  技術輸出
(2)  契約の内容


工業技術院の行なつた調査によれば,昭和37年度から39年度までに契約された290件に含まれる契約内容はノウハウに関するものが72寿と最も多く,以下技術者の派遣63%,技術者の受入れ46%,特許24%,コンサルティング20%,包括5%,その他3%の順になつている。これを重複しているまま全数に対する比率を導入の場合と対比して示したのが第5-6図である。

これをみると特許の割合が導入のそれに比較して小さく,ノウハウが多少大きな割合を示しているのが特徴的である。

市場制限についてみると,第5-7図に示すように全事業分野平均では,市場制限をつけているものの比率が全体の58%を占めている。事業分野別で比較すると,市場制限をつけているものの比較的多い事業分野は,医薬品の97%,その他の工業の78%,通信・電子の77%,一般機械の69%などである概して市場制限は,コスト中に占める輸送費の割合の低い商品ほど制限を強く出している傾向がある。

このことは,技術輸出の売り手にとつて,相手先の企業化による商品との競合問題が大きな関心事であることを示すものであろう。

第5-6図技術導入,技術輸出の契約内容

第5-7図市場制限のある技術輸出契 約件数の総件数に対する割 合(業種別)


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