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第3章  科学技術人材
1.  研究関係従業者の推移と構成
(5)  専門別研究者数の推移と構成


研究者数を専門別にみた場合,各分野とも特に目立つた動きは示していない。研究者は特殊な知識と経験を必要とするだけに毎年一定数の補充しか可能でなく,その点からも今後余り大きい動きはないであろう。

第3-8表により,「会社等」「研究機関」「大学等」の3組織を合計した研究者の専門別の構成をみると,昭和40年4月1日現在で“化学”の27,140人,23%が最も多く,ついで,“医学・歯学”の16,226人,14%,機械・船舶・航空″の16,030人,14%,“電気・通信”14,630人,12%となり,この4分野で全体の63%を占めている。

これを組織別にみると,「会社等」では“化学”が圧倒的に多く,その1/3を占め,続いて“機械・船舶・航空”“電気・通信”の順になつている。これに対し,「研究機関」は“農林”が27%を占めており,ついで,“化学”が16%となり,あとは特に高い比率を占める分野は見あたらない。「大学等」では“医学・歯学”が40%を占め,これ以外には特に高い比率を占める分野はないが,比較的高いものとしては,“化学”の11%,“数学・物理”の10%と“電気,通信”の7%がある。このように,各組織により,かなりの差違がみられ特徴的な構成を見せているが,“農林”の研究機関中心,“医学・歯学”の大学中心を除けば,全般的には,“化学”の分野が最も多い。また,“機械・船舶,航空”およぴ“電気・通信”が「会社等」に多いのは産業を直接ささえる研究が多いことを示し,「大学等」において,“数学・物理”が多いのは,理学部門の研究が多いためと思われる。

第3-8表 専門別,組織別研究者数

過去5年間の増加をみると,昭和36年を基準年(=100)とすれば,“畜産,獣医”の193,“電気,通信”の164,“土木,建築”の156,“機械,船舶,航空”の144,“数学,物理”の132等があり,絶対数の増加では,“電気,通信”の5,400人,“化学”の4,200人,“機械,船舶,航空”の4,100人がある。


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