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第3章  科学技術人材
1.  研究関係従業者の推移と構成


研究活動の動きを示すものとして,研究費に関しては,前章で述べたところであるが,他の指標として研究関係従業者があげられる。研究関係従業者には, 注) 「研究者」「研究補助者」「技術関係者」「事務その他の関係者」の4者が考えちれるが,この中で研究を進めていくために最も重要なのは「研究者」であり,残りの3者については「研究者」を補助するためのものと考えられ,今後の分析は主として研究者を中心にして進めていく。


注)研究関係の従業者

従業者総数のうち,研究業務に従事する従業者をいい,研究者・研究補助者・技術関係者・事務その他の関係者に分類される。

「研究者」 学校教育法の規定による大学(短期大学を除く。)の課程を終了し,またはこれと同等以上の専門的知識を有する者で,2年以上の研究業務の経験を有し,かつ,固有の研究テーマをもつて研究を行なつているものをいう。

「研究補助者」 研究者を補佐し,その指導に従つて,直接研究業務に従事する者をいう。

「技術関係者」 研究者,研究補助者以外のものであつて,研究に関する試験・検査・検定・分析などに従事する者および試験研究用の機械器具,装置試作品の製作などの技術的業務に従事する者をいう。

「事務その他の関係」 研究所などにおいて,庶務・会計などの事務に従事する者および守衛・小使・運転手・雑役夫など主として労務に従事する者をいう。

研究者は,新しい科学的原理を発見し新技術を開発することを大きな目的としており,この職種は,本来,本人の才能,学識,経験等が特に重要視されるものであり,需要が増大したからといつて早急に供給を増加させることは困難である。また,いたずらに量的な拡大のみを図つても,質的な向上が図られなければ,その目的の達成は困難であろう。わが国の研究者数を時系列的にみると,その需要の増加を反映して毎年増加の傾向にあるが,研究費のように激しい変化はなく今後も安定した増加の傾向を示すものと思われる。


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