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2部   科学技術人材
第9章  諸外国の動向
7  オランダ


教育制度は,小学校(6〜7年),中学校(5〜6年),大学または工業大学(4〜5年)の三段階で大学卒業生は技師となる。

全般的に人材は不足気味であり,大学卒業者の不足はかなり大きく,中でも科学技術者の不足は最も大きいといわれる。

科学技術者の雇用状況をみると,1955年以降′60年まではかなりの率で増加しているが(大学出身で60%),最近ではやや低下して40%弱になつていると推測される。職業分野別にみた場合,自然科学者は増加の傾向にあり,農業科学学者の需要は今後減少するものと予想される。

研究分野における企業,大学,国立研究所の協同はかなり理想的に行なわれており,大学院程度の教育機関を社内に持つている大企業もある。

しかし,一般に大学卒業者に対する訓練は自社啓発がその中心をなし,企業はそのための環境づくりに非常な配慮を行なつている。一定の経験年数をへた人材は,本人の適性により,総合的マネージメント訓練を受ける者と,比較的狭い管理機構で専門的な訓練を受ける者との二群にわかれ,この中の優秀な者が将来のトップマネージメントになる傾向が大企業にはある。


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