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1部  研究活動と研究投資
第6章  諸外国の動向
1  アメリカ


研究活動における国の主導性は,アメリカにおいて最も実質的かつ典型的に示されている。1963年の研究投資総額は170億ドル(6兆1,200億円)であり,ここ10年に3倍以上の膨張を示すが,その3分2は連邦政府の投資によるものである。これらの政府投資研究中90%は国防および宇宙,原子力等の研究であつて,大部分は産業界,その他へ委託される。産業界研究開発の6割はこのような政府委託によるもので,ほとんど全産業にわたつている。

連邦政府はまた,大学にたいしても同じく委託契約を行なうほか,補助金を支出して,これらが大学における最大の研究資金源となつている。研究活動における連邦政府の役割は,したがつて,アメリカの研究体制の特質を浮彫りにするものといえよう。


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