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1部  研究活動と研究投資
第5章  技術の交流
2  技術輸出の現状
(3)  契約条件


契約条件としてはまず対価の支払条件であるが, 第5-7図 にみるようにイニシアル条項のついているもの61件,ミニマム条項のついているもの37件,ロイヤルティのあるもの152件となつており,わが国が技術導入する場合と若干異つた傾向を示している。すなわち,「イニシアル」「ミニマム」条項のついているものは比較的少ない。ロイヤルティの率も導入の場合より低く,またロイヤルティベースによる件数は152件と全体の約53%である。これは建設業等の一括払いのもの,および図面代,資料代,技術者派遣費,技術者訓練費等,導入の場合における乙種に相当するものが多いことを示すものと思われる。

次にわが国技術輸出の大きな特徴として合弁形態の多いことがあげられる。これは計50件で全件数の17%を占め,導入に比べるとかなり高い比率を示している。このような合弁形態の契機は,前節にのべたようなわが国における合弁形態の増加理由とはだいぶ異なり相手国が資本や技術の不足している低開発国であること,および低開発地域に対する経済協力的な立場にたつた場合のものが多いことによるものであろう。

第5-7図対価の種類別件数


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