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1部  研究活動と研究投資
第2章  総合分野における研究
10  防災
(6)  緊急調査研究


昭和39年度における緊急調査の対象となつた災害は,北海道冷害および新潟地震である。

北海道は,冷夏,日照不足,早・晩霜により農作物に大きな被害を受け,これに対して,長期予報の基礎資料調査および人工霧による地表温度低下防止の研究が行なわれた。

6月に発生した新潟地震の特色は,軟弱地盤上の各種構造物および臨海工業地帯の産業施設に大きな被害を生じたことである。その実体を明らかにし,今後の対策を樹立するため,各分野からの総合調査研究が設定され,空中写真その他の方法による各種施設の震害度の調査が実施された。さらに,産業施設の火災防止対策,震前震後における地域変動の特異性による予知の可能性,海底地殻変動,軟弱地盤上の各種構造物の地震時における挙動と耐震対策などについて検討・研究が進められるとともに,新潟地域に強震計を設置して,地盤と構造物の振動の相関を明らかにするための観測が続けられている。


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