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  各論
§17  輸送
V  航空輸送
2.  国内航空輸送

国内航空輸送は日本航空ほか8社によつて行なわれているが,航空機利用者数は毎年飛躍的に増加している。このように膨張する輸送需要に対して,新型機を投入して輸送力を増強するとともに,その質についても面目を一新している。たとえば昭和35年8月から東京―札幌線はDC-7C,バイカウント744の就航により飛行時間は従来の約3時間から約2時間に短縮された。ここで航空機の輸送機関としての生命である所要時間について鉄道と比較してみると, 表17-11 のとおりとなる。短区間の場合はせつかく,飛行場間を高速度で飛んで時間を短縮しても,飛行場と都市中心部間の輸送にいちじるしい時間をとられる結果鉄道との所要時間の差が少なくなり,名古屋―大阪の例のごときは逆に鉄道の方が早いといつた例が見うけられる。地上所要時間を短縮するためには,飛行場と都市中心部を高速道路あるいはモノレール等の専用鉄道で結合する等の方法により航空機の長所を十分に発揮させることが必要である。

表17-11 主要地間航空対鉄道の所要時間比較


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