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  各論
§13  エネルギー
V  都市ガス

都市ガスは,使用に便利な上に,熱効率,経済性等の面で家庭燃料としてすぐれており,人口の都市集中傾向や生活水準の向上等にともない需要量は,昭和30〜35年の5年間に89%と旺盛な増加振りを示した。この間,冬期暖房需要の増加につれて,夏冬の需要量の季節差が次第に拡大し,昭和35年度には,冬は夏の70%増となつている。他方コークス市況の変動,プロパンガスという手強い競争相手の出現という問題を生じた。とくにプロパンガスは30年の3%から35年の13%へと普及率が躍進した。

L.P.Gの海上輸送技術が進歩して,中東,インドネシアなどで多量に産出するガスを安価に輸入できる日も近いから,将来家庭用プロパンガスの一層の発展が予想される。現在内航用として,圧力式タンカー5隻が就航し,外航用としては冷凍式タンカー1隻および冷凍混載式(石油を混載)2隻の就航が進められている。


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