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  各論
§12  化学工業
III  主要製品分野における動向
4.  合成ゴム

各種合成ゴムのうち世界的に大量に生産,消費されているのは,スチレン・ブタジエンゴム(SBR),アクリロニトリル・ブタジエンゴム(NBR),ネオプレンゴムおよびブチルゴムであつて,このうちの大部分をSBRが占めている。

わが国においても合成ゴムの需要の増大と石油化学の発足により,NBR,高スチレンゴム,SBR,同ラテツクスの生産が開始されている。これらの製造技術は外国で確立された技術の導入によつたものであり,加工技術の習熟とともに合成ゴムの使用率も着実に上昇している。とくにフオームラバー製品の進出は著しい。またシリコーンゴム,ネオプレンゴムの生産も実施ないし計画されているが,国内的には石油化学一般におけると同様十分な技術基盤は確立されているとはいえない。

最近とくに注目されるのはチーグラー触媒等によるステレオ合成ゴムの重合技術の発達であり,これによれば従来弾性が少ない,摩擦発熱が大きい等天然ゴムに劣つていた点が解消されるといわれている。


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