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  各論
§12  化学工業
III  主要製品分野における動向
2.  ソーダ製品

ソーダ灰については塩安併産法の開発によつて食塩の高度利用が達せられたことが画期的であり,アンモニア原料のガス源転換も進行しつつある。しかし,反面併産塩安の需要に制約されるため,全面的に塩安併産法に切替えられるにはなお時日を要する。

苛性ソーダについては,有機合成用塩素需要の急増にともない,電解ソーダとくに水銀法が増大し,電解槽も電流密度,槽電流ともに世界水準と同等またはそれ以上のものが出現し,シリコン又はゲルマニウム整流器の設置,解汞方式(アマルガムを分解する方式)の改善等著しい進歩がみられる。

反面,問題点は苛性ソーダが過剰気味であること,および原料を海外に依存し,原料コストの大部分が運賃に喰われていることである。

この点最近のイオン交換樹脂膜による製塩法の研究の進展は注目される。


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