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  各論
§12  化学工業
II  新原料と化学工業技術

-石油化学を中心として-

石油化学は概略 図12-3 にみられるように広い範囲への進出が既に行なわれ,生産の推移も 表12-1 に示す通り着実に上昇している。昭和30年に緒についた石油化学工業は第1期計画としてまずポリエチレン等エチレン系の誘導製品,芳香族製品,合成ゴム等の生産を中心として,13社14工場の企業化が進められた。これらの設備投資額は約850億円で四つのナフサセンターが誕生し,昭和35年には一応第1期計画が完成するに至つたが,さらに昭和35年末には規模の拡大,未利用ナフサ溜分の有効利用,石油化学の一層の総合化を目指して第2期計画が開始されることとなつた。

この石油化学の進出によつてわが国の化学工業の技術は新らしい展開をみせ,基礎製品部門の確立,新製品分野の開拓とともに既存製品の技術と新技術との競合がクローズアツプされるに至つた。


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