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  各論
§10  機械工業
I  機械工業と経済発展
2.  わが国の機械工業の発展


わが国の機械工業の発展は著しく,昭和30年以降の発展過程は, 図10-1 に示すとおりであつて,機械工業は製造業平均をはるかに上回る高い成長率を示し,その著しい成長は驚異の的となつている。とぐにその傾向は,33年以降において顕著である。

図10-1 生産指数の推移

また製造業のなかで機械工業の占める割合も 図10-2 に示すように逐年その比重を増し,わが国の産業構造が重化学工業化してゆく過程において,機械工業が大きな役割を果していることがわかる。

図10-2 製造業の付加価値構成の推移

図10-4 機械類輸出入実績

図10-5 船舶,車両の輸出入額

図10-3 機械工業生産指数

このような発展を遂げた機械工業の業種別生産の推移を示したのが 図10-3 である。これによつて,とくに一般機械,電気機械,自動車の伸びの著しいことがわかる。船舶,車両はこのようなすう勢の中にあつてむしろ衰退の現象を示している。

さらに,機械工業のなかでの成長の内容を検討してみると,資本財では一般機械,電気機械の成長はともにいちじるしく,とくに昭和33年以降の資本財総合の伸びが大きい。これは国際競争力の強化,その他のための設備投資の増大に起因している。耐久消費財では,電気品の成長が特に大きく,精密機械の成長はそれ程でもないが,全体としてはかなり大きな成長率を示している。しかし昭和34年以降の成長は鈍化の傾向がみられる。これと並んで輸送機械の中の自動車の伸びがいちじるしく, 図12-1 の輸送機の伸びはそのまま自動車の伸びとみてよい。


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