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  各論
§8  食品工業
III  食品研究の現状とその問題点
5.  包装材料および容器


プラスチックの発達にともなつて,缶びん詰のほかに,プラスチック単独のフイルム,プラスチックの貼合せ(ラミネート),被覆(コーティング)したセロファン,紙,金属箔およびこれら3種またはそれ以上を組合せて1枚にしたフイルムなど,フイルム包装,各種容器の研究が盛んに行なわれている。そして,包装材料,容器についての欠点,長所が究明されるとともに,しだいに内容となる食品に適合した包装方法により,良好な品質保持ができるようになつてきている。

表8-4 特殊栄養食品許可基準

表8-5 穀類に対するアミノ酸の補足効果

更に食品の貯蔵,運搬,携帯を便利にするためには,びん,金属缶などは重すぎるので包装容器の軽量化がのぞまれている。プラスチックのフイルム材料を使用すれば,中味のみえる容器詰の製造が可能である。

現在,各種フイルムの透過性が問題になつているが,これも漸次改良されつつあり,新しいプラスチックの製造がおこなわれている。

すべての種類の食品に対して万能の包装材料はないので,缶,びん詰も含め,食品の性状に応じた包装材料の使用分類を明確にすることが肝要であろう。


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