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  各論
§7  水産業
II  水産技術の変化とその方向
1.  資源調査技術

科学的根拠にもとずく資源の保存,適正な漁場管理の科学的な設定をはかるため,広大な海域を対象として水産資源の種類,分布状態および変動状態などの生物学的な長期的調査をおこなうものである。

北洋のさけ,ます,かに,おつとせい,およびアラフラ海のしろちようがいなどの漁獲が国際的な問題に発展するにおよんで,自然滅耗,漁獲の資源におよぼす影響,生物群集内の魚種の共存関係などについて,生物資源に対する科学的な調査の乏しいことが問題となり,資源調査の必要性が認識された。現在のところでは,魚介類の生産機構に関する生物学的知見の究明および収集をはかるとともに,主要水産資源の動向と資源変動メカニズムを知るための調査研究を行うための調査用機械器具の性能,調査整理方法の研究をすすめている段階である。したがつてその技術体系は,いまだ確立されていないので今後この分野の開発が必要となろう。


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