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  各論
§7  水産業
I  近代化の問題点

近来の生産面および利用面における水産技術の進歩は,直接生産量の増大と結びつきながら,技術水準の向上,適用範囲の拡大によつて,水産業自体の前近代的な部分をとりはらい,水産業近代化のための推進力となつてきた。また,経営面でも,これら技術の進歩とあいまつて,すでに漁撈生産は,加工原料の確保に主体をおいた漁獲ということで,漁撈と加工が企業経営の両軸となり,さらに生産と加工を一貫する水産業の総合食品化への傾向がみられる。

したがつて,最近では従来のごとく,漁撈生産のみを対象とした水産業近代化の性格はうすれ,総合的観点に立つた近代化がおこなわれようとしている。この動きを,生産および利用,ならびに総合食品化のそれぞれの立場から眺めてみる。


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