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第3部   部門別に見た技術の動向
第12章  医療衛生部門
3  医療技術(医術)
(2)  医療施設

昭和31年末のわが国の病院数は5,418で,そのうち特殊病院(結核療養所,精神病院,伝染病院,らい療養所)はその20%を占めている。この病院数は,人口10万に対し6.0,すなわち国民1万7,000人に1施設の割である。

病床数は56万床(結核25万,精神5万5,000,一般22万,その他)である。これは10万対619.3(国民160人当り1床)である。

医学のサービスが最も組織的に行われる場が病院であるが,わが国の病院は近代病院と称すべくあまりに程遠いものが多い現状にある。とくに,設置すべき最新医療機械の面においては量的にきわめて貧弱であり,ために折角の医術もこれを十分に活かすことができないうらみがある。なかでも,近代医療施設の要件である臨床病理検査部門の充実整備には顕著にこの弊がみられて近代化の障害となっている。


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