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第3部   部門別に見た技術の動向
第11章  通信
2  通信サービスの向上
(3)  電信技術の進歩

公衆の通信手段として電報の利用は,電話の利用増加とともに減少傾向を示している。電報の迅速化,正確化と経営の合理化をねらった電報中継機械化は従来の人手による電報の中継を機械化したもので,すでに全国13局に実施され,誤字率は1/3,時間は1/2に減少するにいたり,世界にも例の少ない試みとして外国からも注目されている。なお,国際電々では局内に半自動押ボタン式が採用されている。

機械化された電報中継作業

電々公社の公衆通信系による会社(銀行等の事業所相互の専用電信の利用は大巾に増加し,印刷電信機の機構,材質の進歩は印刷電信機使用による専用電信の普及をもたらし,通信速度も向上しているが,さらに昭和31年に東京―大阪間にはじめて開設された加入電信サービスは,特殊な取扱技術を要しない宅内装置をもった電信の交換を行うもので,今後の電信利用の動向にマッチしたものといえる。

この種のサービスは欧米ではテレックスとよばれ,すでに国際通信網に重要な役割を果している。わが国の目標も将来は国際的な結合が考えられている。


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