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第3部   部門別に見た技術の動向
第10章  運輸
5  航空輸送
(1)  航空機の安全性向上

航空機とくに定期運航用のものは,厳重なチエックシステムの励行と耐久性向上の技術の進歩によって,オーバーホール時間間隔のいちじるしい延長がなされ,経済上の効果が大となり,オーバーホール技術の向上によって,信頼性が高められ,検査技術の向上が事故を予防している。

とくにジエット機運航に対して飛躍的技術の進歩が必要となり,ジエット機に対する技術の研究と施策がはじめられようとしている。

国際線用としてジエット機DC-8が昭和35年に使用を予定され,国内線用のタービン機も昭和36年頃から要求される情勢にある。

国際線用はやむをえないが,国内線は高能率で経済的な安全性の高い国産中型タービン機が要望される。

わが国力,航空技術からすれば,もっとも適当なこの中型タービン機が,ローカル小飛行場の多いわが国の輸送に,近い将来主力を占めることと思われる。写真の輸送機設計研究協会案はこの目標への努力を示している。

予想される中型タービン輸送機(輸送機設計研究協会案)


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