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第3部   部門別に見た技術の動向
第8章  化学工業
  紙パルプ工業

戦後のわが国の紙パルプ工業は,昭和29年における不振を除いては,年々2〜30%の生産増を示し,昭和30年においては,パルプ195万トン,紙50億ポンドと戦前の水準をはるかに超える実績を示している。

紙パルプ工業は,広い意味では化学工業と考えられるが,一般化学工業に比較すると,嵩だかの原木等を処理する関係から機械装置がより大規模で,関連機械技術,化学工業技術等によって,その技術水準が左右される比率の高いことがその特徴である。このため,戦後の技術動向をみると,新鋭機械装置の導入による近代化に重点が向けられているが,これらの機械装置はほとんど,米,英,スエーデン等の先進国から輸入されたものであり,機械装置以外の技術面でも画期的な国産技術の出現はみられない。


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