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第3部   部門別に見た技術の動向
第4章  電力事業
2  戦後の電力技術の推移


わが国の電力技術は戦前かなりの水準に達していたが,戦後しばらくは電力の増強が行われず,ただ戦時中の継続工事と戦災復旧工事が小規模に実施されたにすぎなかったため停滞を続けた。

その後,昭和26年の電力再編成および27年の電源開発促進法に基づく電源開発会社の設立を契機として,急速に建設が行われることとなった。わが国の電力技術もまた,この電源開発工事の急速な進展にともなって発達した。

すなわち,カプラン水車,新鋭火力機械,大型土木工事機械,空気遮断器,各種測定機器などにおける外国機器の輸入や,新鋭火力設備,ケーブルの製造などにみられるメーカーの技術提携,あるいはダム土木工事における外国技術者の技術指導などによって,外国の先進技術の導入が積極的に行われた。また,建設技術者および機器製造業者の研究,あるいは研究機関の調査検討などにより,国内技術水準の向上はまことにどう目させるものがあり,最近の電力設備は各方面の最高水準の技術によって生み出されているといって過言ではあるまい。

以下部門別に技術の現状と動向とを概説する。


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