ここからサイトの主なメニューです
前(節)へ  次(節)へ
第3部   部門別に見た技術の動向
第3章  建設
  建築
4  今後の課題


科学技術の発達は,建築の新しい分野をつぎつぎと切り拓き,すこぶる広範な発達を各種の建築にもたらしつつある。そしてそれらの建築は,その中で営まれる生産や生活に応にて新しい機能をが生じ,計画や新材料の選定,工法の解決を建築家に求めてきている。

最近の例としては原子力と建築の問題がある。放射性同位元素を゜取扱う実験所,研究所等では人体への影きょうものを考慮しなければならず,α線,β線,γ線,中性子線を確実に遮蔽する構造で,かつこれらの室の配置計画ならびにその設備に周到なる注意を払う必要がある。

「実用と美の一致」に理念を置いて進んできた建築は,科学技術どの結びつきのうえに確実な歩みを続けている。この動向は将来における高度に発達した都市や住宅の姿を想像せしめるであろう。このためには計画,新材料の操作,新施工法,新構造法が十分育成されなければならない。


前(節)へ  次(節)へ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ