ここからサイトの主なメニューです
前(節)へ  次(節)へ
第3部   部門別に見た技術の動向
第2章  鉱業
  石炭鉱業
1  炭鉱の自然条件


外国の主要炭田の石炭は主として古生代石炭紀のもので,賦存規模が大きく,かつ地質的にも安定しているので,炭層は連続性があって比較的厚層である。

これに反して日本の炭層は大部分新生代第3紀のもので,諸外国の主要炭田にくらべて生成規模が貪弱である上に,火山活動や地殻変動の影響をはげしく受けているため,概して薄層で,断層,摺曲が多く,また炭層傾斜の大きなものも多い。しかも炭層からのガスの湧出量が比較的多く(出炭トン当り21.7m3,場所によっては多量の湧水(全国平均トン当り9.Om3)をみることがある。また炭層中の夾みも多く(20%±5%),さらに単位鉱区面積当りの炭量も少いため,石炭の採掘上,技術的にも複雑な問題を内蔵している。

表3.4 炭田面積1m2当り埋蔵量


前(節)へ  次(節)へ

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ