平成18年10月13日
8時46分〜8時49分
参議院本会議場前

大臣）
　今日の閣議は、文部科学省関係はありません。関連として、既に報道されていますが、安全保障会議で決まった北朝鮮に対する「船を入れず、物を入れず、人を入れず」のうち、人は出入国管理法で制限できるようですがあとの2つについて閣議決定しました。

記者）
　教育再生会議の有識者メンバーが決まりましたが、陣容を見てご感想を伺えますでしょうか。

大臣）
　多様な人材を選ばれたと思います。教育についての考えや理想の日本人像というのは人それぞれ違うので、様々な立場の人の意見を聞いていくという人選になっていると思います。「何事も良いことと悪いこと、利害は相半ばするものなり」と永井荷風は言っていますが、多様な意見が出るとどうまとめていくのかという問題があるし、意見がまとまった人ばかりでは意見を聞いた意味が無いし、そこは運用の妙を得ないといけないでしょうね。

記者）
　教育再生会議の1回目の開催が18日と報道されていましたが。

大臣）
　私のほうは、まだ具体的には聞いていません。ただ、かなり多様な人材を起用しておられるから、日程を合わせるのが難しいのではと思います。

（了）

（大臣官房総務課広報室）