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平成18年7月28日大臣会見概要

平成18年7月28日
10時54分〜10時58分
文部科学省記者会見室

大臣)
 閣議におきましては、文部科学省案件といたしまして、国立大学法人宮城教育大学の学長の任命につきまして了解を得ております。

記者)
 宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))が、ミューファイブ(ミュー・ファイブ)ロケットは本年度で運用を終えて、後継の小型ロケットを開発するという方針を宇宙開発委員会に伝えましたが、これについて大臣の所感をお伺いしたいと思います。

大臣)
 26日の宇宙開発委員会におきまして、JAXA(ジャクサ)から、ミューファイブロケットの運用終了及び次期固体ロケットの調査研究に着手する旨の意向が表明されました。このミューファイブロケットに代表される、我が国の固体ロケット技術というものは、宇宙輸送システム全体の体系の中において、我が国独自の蓄積があります。そういった点から、その自立性を確保する意味からも、今後とも、固体ロケット技術は確実に継承していく必要があると考えております。新たな固体ロケットを含む宇宙輸送体系全体のあり方、技術戦略等につきましては、今後、宇宙開発委員会におきまして議論されるものと理解しております。そのような意味において、固体ロケットとしての次世代への転機を迎えたということだと思っております。

記者)
 自由民主党の総裁選挙が事実上スタートされたと言われております。昨日谷垣財務大臣が立候補を表明されたり、安倍官房長官が岩手の方で行事に参加されたりしていますが、大臣のご所感をお願いします。

大臣)
 やはり政治は活力が必要でありますし、政策を中心とした議論がなされることが、国民の皆さんに今日本の政治がどのような方向性を持っているかを理解していただく上で、大変重要なことだと思います。自由民主党の総裁選挙は、すなわち次期総理を選ぶものとなってまいります。そういう意味で、日本の行く末をどのような政策で導いていくのか、この総裁選挙を通じて国民の皆さんの理解を得るということにおいて、複数の方が立候補し、政策論争をしていくことは、大変良いことだと思っております。

記者)
 所属されている派閥の候補が立候補するかしないかとの動きもありますが、そのあたりはどうすべきだと思われますか。

大臣)
 私が所属している政策研究会の動向につきましては、政策研究会全体の中で議論をして決めていくべきだと考えておりまして、今ここで私の個人の見解を表明するのは控えさせていただきます。

(了)

(大臣官房総務課広報室)

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