平成17年8月15日
10時11分〜10時16分
衆議院議員食堂
◎一般案件
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マーシャル国特命全権大使フィリップ・ケミラン・カブア外1名の接受について(決定) |
(外務省)
◎人事
大臣)
今日の閣議では、文部科学省関係の案件はありませんでした。内閣総理大臣談話の案が配付されました。閣僚懇談会においては、総理から、暑い時期の選挙で申し訳ないけれども、頑張ってきてくれというお話がございました。
記者)
総理大臣談話というのは、終戦60周年についてのですか。
大臣)
終戦60年を迎えるに当たっての内閣総理大臣談話の案です。「終戦60年を迎えるに当たり、改めて今私たちが享受している平和と繁栄は、戦争によって心ならずも命を落とされた多くの方々の尊い犠牲の上にあることに思いを致し、二度と我が国が戦争への道を歩んではならないとの決意を新たにするものであります。」といったことが書かれているものです。正式なものは、官房長官から発表されると思います。
記者)
閣僚懇談会では、そのことについて、他の大臣から何か発言はありましたか。
大臣)
ありません。
記者)
大臣としては、今回の総理大臣談話について、どのようにお感じになっていますか。
大臣)
談話のとおりだと思います。まさに、私たちが平和と繁栄を享受できているのは、心ならずも亡くなられた方々の尊い犠牲の上にあるということは、一時たりとも忘れてはならないと思っております。
記者)
選挙の件ですが、大臣の奥様が、千葉の選挙区から出馬するのではないかとの報道がなされていますが、大臣に官邸サイドから働きかけなどがあったのでしょうか。
大臣)
いいえ、全くありません。マスコミを騒がせているみたいですが、妻は癒し系なので慰めには行っても、刺客として殺しには行きませんし、行けません。私が、行かせません。私の選挙も大変ですから。
記者)
大臣としては、奥様に出馬するようにとはいえないということでしょうか。
大臣)
そうです。そもそも何の話もないのに、今朝もテレビを見ていたら報道されているので、あまりマスコミの方で先走らないでほしいです。
記者)
造反議員に刺客と言われる人たちを擁立している手法については、どう思われますか。
大臣)
そういう捉え方ではなくて、小泉総理の考えとしては、郵政民営化に賛成か反対かということで、言ってみれば今回の選挙は、その一点に絞った国民投票のような選挙だと思っています。したがって有権者が賛成か反対かに意思表示ができないといけませんので、自民党から賛成の議員候補者を立てるということになるのではないかと思います。選択肢を有権者に提供することをやっていらっしゃるのだろうと理解しています。
記者)
文部科学省内から、選択肢として誰か立てるような話はございますか。
大臣)
多士済々で、誰も出したくないというところが本音です。
記者)
それに関連して、大臣は先週の金曜日に宮崎県庁で会見されて、造反組が対立候補を立てられて、かわいそうだし気の毒とおっしゃっていたということですが、その発言の真意をお聞かせ下さい。
大臣)
瞬時瞬時の判断というのは政治家に求められていますが、判断を誤ったために、有為な若い政治家が苦境に立たされているのは気の毒だと思うということです。
(了)
(大臣官房総務課広報室)
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