大臣) |
本日の閣議におきましては、文部科学省関係の案件はありませんでした。閣僚懇談会では、知床の世界自然遺産登録の報告がありました。
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記者) |
NASA(ナサ)のスペースシャトルの打上げの件ですけれども、早くても来週以降になったようですが、大臣のご感想はいかがでしょう。
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大臣) |
打上げ日が現地時間で7月26日以降になるのではないかということですけれども、念には念を入れてということもありますし、今回発見された不具合について、万全の原因究明と対策が講じられて、打上げが成功裡に行われることを期待しております。
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記者) |
明後日から夏休みに入る学校も多いかと思うのですけれども、スクールミーティングをかなりの学校で行ったと思うのですが、大臣のご感想をお伺いいたします。
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大臣) |
スクールミーティングは、国民の期待に応える確かな教育改革を推進するため、現場における実際の取組を、私や副大臣、政務官をはじめ、職員総出で視察するとともに、教職員や児童生徒、保護者などの意見を直接聴くという観点から実施して参りましたが、7月中に47都道府県381校で実施する予定です。スクールミーティングでは子どもの実態や総合的な学習の時間、授業時数、少人数指導の必要性、あるいは家庭の役割等について、様々な、そして率直なご意見をいただくことができたと思っております。そして、スクールミーティングでいただきました意見や要望につきましては、集約いたしまして中央教育審議会の議論に活用してきているところです。今後、いただいた意見や要望を、さらに全体的に集約をして、今後の文教行政推進や教育改革に活用して行きたいと考えております。
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記者) |
今朝の一部報道で、文部科学省のキャリアの官民との人事交流について、問題があるのではないかという記事があったのですが、事実確認はどのようになっておりますか。
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大臣) |
JR東海に派遣されていた職員というのは、人事部人事課担当課長として「JR東海の職員教育制度の現状把握及び実務経験に基づく適正な指導」の業務を行っていたもので、人事院の制度に基づいて派遣されていたものでございます。新聞記事等にもございますけれども、JR東海から学校設置に関し助言を求められた場合には対応したこともあると聞いていますけれども、これは同人がこれまで教育全般について携わってきた経験をもとにして答えたものであり、特に問題はないと認識しております。
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(了) |