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平成17年2月8日大臣会見概要

平成17年2月8日
9時25分〜9時33分
参議院議員食堂

◎一般案件

地方自治法第156条第4項の規定に基づき、地方環境事務所の設置に関し国会の承認を求めるの件について(決定)
(環境省)
環境物品等の調達の推進に関する基本方針の一部変更について(決定)
(同上)


◎国会提出案件

平成17年度地方団体の歳入歳出総額の見込額に関する書類について(決定)
(総務省)


◎法律案

独立行政法人沖縄科学技術研究基盤整備機構法案(決定)
(内閣府本府・財務・文部科学省)
沖縄振興特別措置法の一部を改正する法律案(決定)
(内閣府本府・財務省)
地方税法等の一部を改正する法律案(決定)
(総務・財務省)
地方交付税法等の一部を改正する法律案(決定)
(同上)
恩給法の一部を改正する法律案(決定)
(同上)
電波法の一部を改正する法律案(決定)
(同上)
不動産登記法等の一部を改正する法律案(決定)
(法務・財務省)
関税定率法等の一部を改正する法律案(決定)
(財務省)
国際開発協会への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案 (決定)
(財務省)
国の補助金等の整理及び合理化等に伴う義務教育費国庫負担法等の一部を改正する法律案(決定)
(文部科学・財務省)
介護保険法等の一部を改正する法律案(決定)
(厚生労働・財務省)
不正競争防止法等の一部を改正する法律案(決定)
(経済産業省)
通訳案内業法及び外国人観光旅客の来訪地域の多様化の促進による国際観光の振興に関する法律の一部を改正する法律案(決定)
(国土交通・財務省)
公的資金による住宅及び宅地の供給体制の整備のための公営住宅法等の一部を改正する法律案(決定)
(同上)
地域における多様な需要に応じた公的賃貸住宅等の整備等に関する特別措置法案(決定)
(同上)
独立行政法人住宅金融支援機構法案(決定)
(同上)
環境省設置法の一部を改正する法律案(決定)
(環境省)


◎人事

大臣)
 本日の閣議におきましては、文部科学省関係の案件としまして、国の補助金等の整理及び合理化等に伴う義務教育費国庫負担法等の一部を改正する法律案と独立行政法人沖縄科学技術研究基盤整備機構法案を国会に提出することが決定されました。また国立大学法人神戸大学の学長の人事について御了解いただきました。閣僚懇談会におきましては、高速増殖原子炉「もんじゅ」の改造工事について、一昨日、福井県知事の了解が得られたことを、私から御報告いたしました。

記者)
 今日午後にスクールミーティングに行かれますけれども、話題の総合学習を視察されることになると思いますが、大臣としては、どういったところを見て、また、特にどういったことについて現場から話を聞いてみたいと思っていらっしゃいますか。

大臣)
 スクールミーティングを、副大臣、大臣政務官と手分けをして、また、事務方の応援も得て、300箇所を目標に回ろうという意気込みではじめてるわけですけれども、私自身、国会等がありましてなかなか出られないものですから、少しでも時間が空いた時に、近くの学校に行きたいということを指示していました。今日は、千代田区の番町小学校にお伺いできるということで楽しみにしています。番町小学校は、総合的な学習の時間で実績があるところということでございますが、それにこだわったわけではありません。これからもいろいろな学校を、できるだけこの目で見ていきたいと思っております。

記者)
 「もんじゅ」の件ですけれども、事故から10年近く経ってようやく改造工事の了解を得たということですが、これだけ時間かかったのは、やはり国を含めて、当時の動燃(動力炉・核燃料開発事業団)の対応のまずさといったことが大きく尾を引いたのではないかと思うのですが、その点についていかがでしょうか。

大臣)
 かれこれ10年近い歳月が過ぎまして、ある意味では失われた10年という言い方もできるのかと思います。現場に行ってまいりましたが、科学者というのはどちらかというと、研究をどんどんと先に進めたい方々なのに、原因究明や地元の了解を得るために奔走され、ある意味でつらい日々だったのかなという感じも受けました。けれどもそれだけに、日本においては安全確保ということが第一だということを本当に強く感じました。ですから、核燃料サイクル開発機構の「もんじゅ」の現場の役職員の皆さんに、安全確保ということ、セーフティカルチャーの確立ということを最大目標にしてやってほしいという話をしてまいりました。あるいは、今ご指摘がありましたように、事故が起こった時の対応のまずさといったこともあったわけで、その後、いわゆる安全確保やセーフティカルチャーについての取組もずいぶん進んできたのではないかと思います。そういったことも教訓にしながら、これからの原子力行政や研究開発に取り組んでいかなければならないということを強く感じました。

記者)
 サッカーのワールドカップのアジア地区最終予選が明日から始まりますが、初戦は北朝鮮ということで、相当な警備態勢を敷いておりますけれども、どういうふうに応援をすべきであると大臣は考えているのでしょうか。

大臣)
 いろいろな意味で国民的な関心を集めている試合だと思いますけれども、日本人のサポーターは、普段どおりの良識ある応援をしてくれるものだと思っています。あくまでスポーツですから、冷静にかつ楽しんでもらいたいと思っています。万一のトラブルに備えて、日本サッカー協会は、警察等とも協力しながら、通常以上の警備態勢をとっていると聞いておりますけれども、とにかく日本のサポーターは、楽しみながら熱い応援を送ってくれるのではないかと思います。その結果として必ず勝ってもらいたいと、一サッカーファンとして祈っているところでございます。

記者)
 サッカーの試合をご覧になる予定はありますか。テレビでも何でもいいのですが。

大臣)
 テレビでは、よく見ています。しかし残念ながら自ら足を運ぶというのは、この2,3年ないです。小さい頃は自分でもやってましたので、自分で走り回っているような気がしてしょうがないのです。明日の試合は、できればテレビで生で見たいと思います。

(了)


(大臣官房総務課広報室)

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