s
ここからサイトの主なメニューです
平成16年11月16日大臣会見の概要

平成16年11月16日
8時39分〜8時45分
参議院議員食堂

国会提出案件

参議院議員櫻井充(民主)提出規制改革・民間開放推進会議委員の資質に関する質問に対する答弁書について
(内閣府本府)
衆議院議員首藤信彦(民主)提出イラクにおける人道復興支援活動及び安全確保支援活動の実施に関する特別措置法に関する質問に対する答弁書について
(防衛庁)
衆議院議員福島みずほ(社民)提出原子力発電所等における人身事故に関する質問に対する答弁書について
(経済産業省)


政令

行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の一部の施行期日を定める政令(決定)
(総務・財務省)
一般国道の指定区間を指定する政令の一部を改正する政令(決定)
(国土交通・財務省)


人事



大臣)

 今日の閣議では、文部科学省関係の案件はありませんでした。閣僚懇談会におきましては、棚橋科学技術政策担当大臣から、一昨日から京都で開催されている科学技術関係大臣会合の報告がありました。それと、町村外務大臣から外国出張の話がありました。

記者)
 三位一体改革の関連で、今日午後に、自民党の方針が出ることになっていますけれども、今のところどういう形で示されるのか判然としないところがありますが、文部科学省としての対応についてはいかがでしょうか。

大臣)
 与党の方でいろいろ協議いただいているということは知ってますけれども、文部科学省としては、これまで主張すべきことは十分主張し、また、説明もしてきておりますから、しばらく様子を見守っていきたいと思っております。いろいろな報道がされておりますけれども、今のところは様子をしばらく見ているという状態でございます。主張したいことは、全部主張したと思ってます。

記者)
 直接、文部科学省の課題とは関係ないのですけれども、日朝関係で、昨日、あのようなかたちで、代表団が一応帰国しましたが、今後の日朝交渉の関係で経済制裁等の問題等がございますけれども、大臣は一連の報道をごらんになっていていかがでしょうか。

大臣)
 一言で言うと、馬鹿にするなと言いたいです。嘘っぱちのような資料ばかりで、本当にもう少し誠意ある態度を示して欲しい。日本側の代表団が一生懸命交渉をされたようですけれども、相手のあることですから。私も今は閣僚の一人ですけれども、大臣になる前の自民党拉致対策本部事務総長として、二つの法案を通すことに力を注いできた立場から言えば、そんなにいつまでも馬鹿にするのだったら、われわれ日本人は怒っているんだということを示すべき時に来てるのではないかと思います。拉致被害者の家族の方々もだんだんお年を取られていくので、あの方々の心情を思うと本当にいたたまれないし、また、北朝鮮で一日も早い救出を待っている同胞がいると思うと、国をあげてこの問題に取り組むべき時だと思っております。

記者)
 そうすると、経済制裁も含めて検討すべき時期というふうにお考えなのでしょうか。

大臣)
 前から段階的に、経済制裁の手順も考えるべきだということを言っていましたし、また、やはり政府内に拉致問題を一体として取扱う組織を作るべきではないかと思っています。

記者)
 東京都において、中学生の性交渉を条例で禁止するというような動きがあるのですけれども、道徳や内心の自由など、そういった問題とも関わってくるかと思いますが、大臣の御所見はいかがでしょうか。

大臣)
 まだ、条例として具体化するという話ではないので、公式のコメントを差し控えたいと思いますけれども、しかし、現実問題として、非常に若い人の間にエイズなどの感染症が増加しているようです。感染症の病気が流行っているということの恐ろしさを、若い人たちにはもう少し知ってもらいたいと思います。そのようなことを、以前、閣僚懇談会において申し上げたことがあるのですけれども、本当に憂慮すべき事態になっているということをマスコミからも報道していただいて、国民に警鐘を鳴らしていただきたいと思います。

記者)
 今日は、日朝協議に関して、閣議と閣僚懇談会では何か話がありましたか。

大臣)
 何もありませんでした。

(了)

(大臣官房総務課広報室)

ページの先頭へ   文部科学省ホームページのトップへ