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平成16年10月1日大臣会見の概要

平成16年10月1日
10時54分〜11時2分
文部科学省記者会見室

一般案件

税制改革実施円滑化推進本部の廃止について(決定)
(内閣官房・内閣府本府)
「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定」第2条に基づく施設及び区域の一部返還、共同使用及び追加提供について(決定)
(防衛庁)
アゼルバイジャン国駐箚特命全権大使安部忠宏外2名に交付すべき信任状及び前任特命全権大使藤原稔由外2名の解任状につき認証を仰ぐことについて(決定)
(外務省)


政令

自衛隊法施行令の一部を改正する政令(決定)
(防衛庁)
結核予防法施行令の一部を改正する政令(決定)
(厚生労働省)
海洋水産資源開発促進法施行令の一部を改正する政令(決定)
(農林水産省)
エネルギーの使用の合理化に関する法律施行令の一部を改正する政令(決定)
(経済産業省)


人事

特命全権大使浅見眞外1名を願に依り免ずることについて(決定)

各府省幹部職員の任免につき、内閣の承認を得ることについて(決定)

元運輸事務官望月鎭雄外319名の叙位又は叙勲等について(決定)


報告

平成16年度第1・四半期に締結された無償資金協力に係る取極について
(外務省)


配付

平成16年警察白書
(警察庁)
政府開発援助(ODA)白書2004年版
(外務省)
労働力調査報告
(総務省)
消費者物価指数
(同上)
家計調査報告
(同上)

大臣)
 本日の閣議においては、文部省関係の案件等はございませんでした。閣僚懇談会におきましては、アテネオリンピックとパラリンピックでの日本人選手の活躍は大したものだということが話題になりました。また、妻の中山内閣参与の辞任の件について、私の方から「お騒がせして申しわけありません」ということを申し上げました。ただ、今回の辞任に関しては、いろいろ言われていることとは違って、前々から、自分は任務を果たしたのではないかということを言っていました。2年前に当時の福田官房長官から、拉致被害者の家族と外務省、政府との間がぎくしゃくしているので、不信感を取り除いてほしいということで依頼があって、私も妻から相談を受けたのですけれども、とにかく誠心誠意家族の立場に立ってがんばれと言って送り出しました。そういう経緯があったわけでございますけれども、信頼関係も回復されましたし、拉致被害者の方々も帰ってこられ、ジェンキンス氏が出頭したという段階で、自分の任務というのは終わったんじゃないかということを申しておりました。まだ、安否不明者、特定失踪者の問題が残っておりますけれども、これは政治の世界の問題だということをいっていました。いつ辞めようかということを言っていたのですけれども、ちょうど私が文部科学大臣とて入閣いたしましたので、いわばバトンタッチというかたちで自分は辞職することを決断したんだといっておりました。閣僚懇談会の場をお借りして、私から「長い間、総理大臣をはじめ、皆様方にご支援いただいてありがとうございました」というお礼を申し上げましたところ、総理大臣の方からは「ご苦労さまでした」というねぎらいのお言葉をいただきましたので、このことは妻に伝えておきたいと思っております。以上でございます。

記者)
 今回の副大臣人事については、各閣僚の意向を反映させるという制度が導入されたということですが、新しい人事制度についての大臣の考えと、それと、それを受けて、今回、文部科学省の具体的な人事について大臣の意向は反映されたのかどうかについてお聞かせ願います。

大臣)
 実は、今回導入された人事制度につきましては、私も自民党の副幹事長の職にあったものですから、安倍幹事長の下でいろいろと検討した者の一人でございまして、今回、私も閣僚の一員となり、この制度発足により人事に参画する立場となりましたので、どのようになるのか関心を持って見ておりました。まず、各議員からの要望書を取りまとめまして、文部科学省の副大臣と大臣政務官を希望している人たちのリストがまいりました。私としては、要望を申し上げ、官房長官と相談をしながら人事に参画させていただきました。私の望みどおりといいますか、文部科学省にとって非常にありがたい方を副大臣、大臣政務官にしていただいたと考えております。

記者)
 では、今後こういった制度については、これからも継続するのが望ましいという考えをお持ちなのですね。。

大臣)
 そうですね、今回は最初のケースでございますし、他の省庁のことはわかりませんけれども、文部科学大臣としては、こういったかたちで決めていただけるとありがたいと思っております。あまり各大臣が、人事について強硬に主張しますと問題になることもあるかもしれませんが、その辺のところは官邸と与党の方とも相談しながらやっていくというかたちが一番望ましいのではないかなと思います。党内外での活躍、仕事ぶり等をみんなが見てますから、そういう意味でその人たちの希望も反映させたかたちで、また、各大臣の意向も入れたかたちで決まるこの制度は、私はぜひ定着させてもらいたいと思っております。

(了)


(大臣官房総務課広報室)

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