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平成15年5月23日大臣会見の概要

平成15年5月23日
9時17分〜9時24分
参議院議員食堂

◎一般案件
大韓民国大統領盧武鉉(ノムヒョン)閣下及び同令夫人の国賓待遇について(決定)
(外務省)
イエメン国駐箚特命全権大使石井祐一に交付すべき信任状及び前任特命全権大使大木正充の解任状につき認証を仰ぐことについて(決定)
(同上)
恩赦について(決定)
(内閣官房)

◎国会提出案件
平成11年度及び平成12年度決算に関する参議院の議決について講じた措置について(決定)
 
財務省・防衛庁・総務・外務・文部科学・
    厚生労働・農林水産・経済産業省
 
衆議院議員金田誠一(民主)提出米復興人道援助局の国際法上の地位に関する質問に対する答弁書について
(外務省)
衆議院議員 三井辨雄(民主)提出国民の視点にたった良質かつ安全な医療の推進のための国立大学病院薬学部の組織体制の充実・強化に関する質問に対する答弁書について
(文部科学省)
参議院議員平野貞夫(自由)提出CS放送に関する質問に対する答弁書について
(総務省)
参議院議員井上美代(共)提出石綿(アスベスト)ばく露による健康被害への対策に関する質問に対する答弁書について
(厚生労働省)

◎公布(法律)
化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律の一部を改正する法律(決定)
揮発油等の品質の確保等に関する法律の一部を改正する法律(決定)

◎法律案
保険業法の一部を改正する法律案(決定)
(金融庁・財務省)

◎政令
水源地域対策特別措置法第2条第2項のダム、同条第3項の湖沼水位調節施設及び第9条第1項の指定ダムを指定する政令の一部を改正する政令(決定)
(国土交通省)
一般国道の指定区間を指定する政令の一部を改正する政令(決定)
(国土交通・財務省)

◎人事
元大蔵事務官渡邉文男外172名の叙位又は叙勲について(決定)

◎配付
月例経済報告
(内閣府本府)
平成15年度予算等を国民に報告することについて
(財務省)

大臣)
 外務大臣臨時代理から、スリランカとイラクに対する支援などについて御発言がありました。
 三井辨雄議員からの質問に対する答弁書が決定されました。これは、昨年11月の質問主意書に対する答弁書の提出後に明らかになった事実に基づきまして、その点について再び質問主意書の提出がありましたので、あらためて答弁書を決定したということです。答弁書につきましては、内閣として国会に提出するものでして、この度のことは誠に遺憾であります。このことは文部科学委員会でもお話ししたとおりですが、今回私から再度、口頭で申し述べました。私としては、二度とこのようなことがないように、本日きちんと関係者を処分するつもりでございます。今朝、事務次官に対して厳重注意をいたしました。
 また、閣僚懇談会で国土交通大臣から、北朝鮮からの万景峰号の対応についてお話がありました。

記者)
 昨日の参議院文教科学委員会で審議された著作権法改正案の関係で、弱視の子どもたちのための拡大教科書について答弁されましたが、具体的に検討されていることはございますか。

大臣)
 今回著作権法を改正して、教科用図書に掲載された著作物については、拡大教科書を作成するために、著作者の許可を取らなくても、拡大、複製ができるようにしようとしているわけですが、さらに、今後弱視の子どもたちが拡大教科書を利用するにあたって保護者の負担を軽減できないかと考えております。制度的、財政的ないろいろな課題もよく検討して、弱視の子どもたちが拡大教科書を使いやすくなるように、ぜひともやっていきたいと思っています。具体的な方法論につきましてはこれから検討をいたします。

記者)
 国会も終盤になりまして、個人情報保護法案と有事法制法案が終われば教育基本法はもういいというような声が出ているわけですが、今後の見通しについて大臣のお考えをお伺いします。

大臣)
 私共としましては、中央教育審議会から答申をいただき、その趣旨にのっとってしっかり対応していくという姿勢でおります。教育基本法の性格上、通常の事務ベースで進めるような話ではなく、与党の中でのしっかりした協議ないし合意が前提の上で検討されるべきものだと思っておりまして、推移を見ながら対応するということです。

記者)
 先ほどの質問書の件ですけども、大臣の発言に対して官房長官等から御発言がありましたでしょうか。

大臣)
 ございませんでした。

記者)
 事務次官に対してのみの処分と言うことですか。

大臣)
 いえ、事務次官から他の関係各職員に対しても大臣名の処分を行いました。

記者)
 局長答弁だと議事録に対する考え方の違いを答弁されておりましたけれども、これはどうして起きたのでしょうか。

大臣)
 局長が答弁したとおりでして、議事録の考え方の違いがあったようです。議事録とは、公式に作成をして、その次の会議で内容の了解を求める手続を踏むものであるとすれば、そういう手続はとられてないということですし、また事実上の記録の存在も知らなかったというふうに聞いております。

(了)


(大臣官房総務課広報室)

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