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平成15年5月20日大臣会見の概要

平成15年5月20日
9時26分〜9時35分
参議院議員食堂

◎一般案件
1. 勲章の授与基準
1. 勲章、記章、褒章等の授与及び伝達式例の一部改正
    について(決定)
(内閣府本府)
1. 平成14年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)
1. 平成14年度特別会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書
1. 平成14年度特別会計予算総則第15条に基づく経費増額総調書及び各省各庁所管経費増額調書(その2)
    を事後承諾を求めるため国会に提出することについて(決定)
(財務省)

平成15年度一般会計予備費使用について(決定)
(同上)
平成15年度中小企業者等に対する特定補助金等の交付の方針について   (決定)
(経済産業省)
1. 危険業務従事者叙勲受章者の選考手続き
1. 褒章受章者の選考手続
    について(了解)
(内閣府本府)
パラオ国特命全権大使サントス・オリコン外1名の接受について(決定)
(外務省)
ニカラグア国駐箚特命全権大使加賀美充洋に交付すべき信任状及び前任特命全権大使清水訓夫の解任状につき認証を仰ぐことについて(決定)
(同上)

◎国会提出案件
金融危機に対応するための措置の必要性の認定に関する報告を国会に提出することについて(決定)
(金融庁)
1. 平成14年度食糧・農業・農村の動向に関する年次報告
1. 平成15年度において講じようとする食糧・農業・農村施策
    について(決定)
(農林水産省)
衆議院議員長妻昭(民主)提出交通事故多発場所に関する質問に対する答弁書について
(警察庁)
衆議院議員長妻昭(民主)提出貸し渋り・貸し剥がしホットラインの機能不全に関する質問に対する答弁書について
(金融庁)
衆議院議員小沢和秋(共)外1名提出諌早湾干拓事業の開門調査検討会議に関する質問に対する答弁書について
(農林水産省)
衆議院議員北川れん子(社民)提出沸騰水型原子力発電所の炉心シュラウド交換作業における労働者の被曝状況および再循環系配管の交換作業・点検作業における労働者の被曝状況に関する質問に対する答弁書について
(経済産業省)
参議院議員大脇雅子(社民)提出テロ対策特別措置法に基づく自衛隊海外派遣にかかわる規模、経費等に関する質問に対する答弁書について
(防衛庁)

◎公布(法律)
食品安全基本法(決定)
特許法等の一部を改正する法律(決定)
不当競争防止法の一部を改正する法律(決定)
不当景品類及び不当表示防止法の一部を改正する法律(決定)

◎政令
防衛庁の職員の給与等に関する法律施行令の一部を改正する政令(決定)
(防衛庁・総務・財務省)
証券取引法及び金融先物取引法の一部を改正する法律の一部の施行に伴う経過措置に関する政令の一部を改正する政令(決定)
(金融庁)
証券取引法施行令の一部を改正する政令(決定)
(同上)

◎人事

◎報告
春秋叙勲候補者推薦要綱について
(内閣府本府)
春秋外国人叙勲候補者推薦要綱について
(同上)

◎配付
徳島県知事選挙結果調
(総務省)

大臣)
 勲章の授与基準等について、内閣官房長官の御発言がありました。竹中金融担当大臣から、金融危機に対応するための措置の必要性の認定に関する報告を国会に提出することについて御発言がありました。WTO新ラウンド交渉(非農産品市場アクセス交渉)の現状について外務大臣、経済産業大臣、農林水産大臣の3大臣から「今回、交渉の議長からペーパーが提出されたが、我が国としては納得のいかない内容であり、粘り強く交渉してまいりたい。」という御発言がありました。平成14年度食料・農業・農村白書について農林水産大臣から御発言がありました。私からは、今年の10月1日に3つの研究機関を統合して新たに設立する独立行政法人宇宙航空研究開発機構の理事長になるべき者につきまして、現在宇宙開発事業団の理事長であります山之内秀一郎(やまのうちしゅういちろう)氏を指名いたしたい旨説明して、了解をいただきました。

記者)
 今日、構造改革特区の第二弾の認定が正式に発表されると各紙で報じているところですが、教育関連において、教職員を市町村で独自に配置できるという申請で、5件の落選があったということですが、大臣のお考えは。

大臣)
 今回の構造改革特区の第二次認定に関しては、市町村費負担教職員任用事業を申請していた市町村のうち、新潟県三条市などの市町村に対しまして、内閣府の構造改革特区室から申請を取り下げるように要請があったとのことですが、これらの市町村の特区計画につきましては、我が省に対しては正式な同意検討要請はなされておらず、今回の対応はあくまでも内閣府構造改革特区室の責任のもとで検討され行われたものです。こうした市町村の特区計画につきましては、我が省に対しても市町村から事前の情報提供がありましたが、これらの申請を特区室で認めなかった理由は承知しておりません。

記者)
 弥生時代が500年ほど早まるのではないかといった研究成果の発表がありましたが。

大臣)
 報道を聞きまして、現代の科学はすごいなと思いました。今後、研究者によって十分検証していただき、正しい日本の弥生時代の発生の時期というものを解明していただければと思います。

記者)
 いずれ、教科書などにもいろいろ影響してくることがあるかと思いますが、教科書の対応についてどのようにお考えでしょうか。

大臣)
 教科書は、正確な情報を記載するのが役割だと思っております。新しい発見を教科書に記載するには、十分な検証が必要だと思います。

記者)
 5月15日付けで官房の広報室長の人事異動がありまして、新たに文部科学広報官という職名が加わりましたが、文部科学省の広報体制について特に何かあればお伺いしたいのですが。

大臣)
 これまでも、我が省の文部科学行政に関わるいろいろな情報や国民の知りたいと思われる情報を、できるだけ発信するよう努めてきました。それをさらに充実させて、特に記者クラブの皆さんに対ししっかりとした対応をとりたいと考えております。私どもは、広報すべきことはしっかりと広報し、そして御理解いただくべきことについては御理解いただけるように努める、そういう体制が必要だと思っております。我が省としては、政策の在り方について特にしっかりと広報していく姿勢を確かにしたいと考えて人事を行ったところです。

記者)
 独立行政法人宇宙航空研究開発機構の理事長候補に山之内氏を決定した理由を教えてください。

大臣)
 余人をもって代え難し、ということです。山之内氏は、日本国有鉄道、JR東日本において新幹線に関する事業を推進された技術者です。また、平成12年からは宇宙開発事業団を率いて、Hツー−A(エイチ・ツー・エー)ロケットを5回も成功させてこられました。宇宙開発事業団の理事長として、組織を十分に統率され、自らが先頭になって取り組み成功に向けて努力されたことを、私は目の当たりに見ております。これからの日本の宇宙開発事業や宇宙科学は非常に重要であり、国民に希望を与えるだけではなくて、国力の一つのシンボルでもあるわけですので、大事な機構を率いていただくには山之内氏しかないということで総理にお願いしました。総理も快く了解されまして、今日の閣議了解に至った次第です。

記者)
 就任時点で、彼は70歳ですけれど、年齢についてはどのようにお考えでしょうか。

大臣)
 余人を持って代え難しということで、是非ともお願いしたいと考えた次第です。

(了)


(大臣官房総務課広報室)

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