平成14年7月5日
9時21分〜9時26分
文部科学省記者会見室
◎一般案件
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「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定」第2条に基づく施設及び区域の一部返還,共同使用,追加提供及び新規提供について(決定)
(防衛庁)
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テロリスト等に対する資産凍結等の措置について(了解)
(外務・財務・経済産業省)
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パプア・ニューギニア国特命全権大使マイケル・マウエ外1名の接受について(決定)
(外務省)
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ミクロネシア国駐箚特命全権大使飯野建郎に交付すべき信任状及び前任特命全権大使村山比佐斗の解任状につき認証を仰ぐことについて(決定)
(同上) |
◎人事
◎報告
(内閣官房)
大臣)
早くから集まっていただいたのですけれども、今日は閣議もほんの数分で終わりましたし、特に私から申し上げることはありません。
記者)
今日ですね、核燃料サイクル機構が、先月、鳥取地裁で敗訴したウランの残土のことについて控訴するということで、昨日鳥取県知事と核燃の理事長が会談されて、理事長側からそういう意向が示されました。控訴にあたって、指導監督する側である文科省としてそれを支持するのかどうかという事を含めて御感想を伺いたいのですが。 それから片山知事が昨日おしゃったと思うのですけれども、知事からは政府の問題であるというような批判をされたのですが、文科省側としては知事と会談をされる予定があるのかどうか伺いたいのですが。
大臣)
私はそういうお話は聞いておりませんけれども、サイクル機構が昭和30年代に行っていた、ウラン探査活動に伴って発生した捨石の撤去を求めて平成12年11月に鳥取県方面地区がサイクル機構を提訴した件について、サイクル機構の主張が認められなかったという事は承知しております。サイクル機構の側で、その判決の内容などを十分検討した上で、現時点では適切な撤去先がないという事から控訴する方針を明らかにしたと承知しております。これは長い、いろいろな経緯があるようでございます。サイクル機構はこの問題の解決のために引き続き誠意を持って関係者との調整等に努力していくと、私としては理解しているところであります。このような問題が時間を経てもなかなか解決しないというのも残念な事でありまして、今の時点では控訴をするという事でありますけれども、やはり当事者間でよく話し合って、現実的な対応策を考えていく必要があるのではないかと思います。
記者)
鳥取県知事との会談等の御予定はあるのでしょうか。
大臣)
知事さん方とは時間があればお会いするという姿勢でございます。この問題は長い経緯もあって、当事者間での話し合いというのを尊重したいと思います。
記者)
サッカーについて大分詳しくなられたと思うのですけれども、日本代表の監督にジーコさんがなるのではないかという話になっていますが、大臣はジーコさんに期待するところはいかがなものでしょう。
大臣)
まだ決定したとは聞いておりませんけれども、ジーコさんも前向きに検討するという感じでございますし、日本側がジーコさんに絞って、今お願いしているようであります。ジーコさんのこれまでの御自身の選手生活でも輝かしい実績もありますし、日本での御経験もありますし、もしそういう話がまとまっていけば日本のサッカー界にとってとても明るい展望が開けるのではないかなと個人的には期待しております。(了)
(大臣官房総務課広報室)
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