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平成14年4月2日大臣会見の概要

平成14年4月2日
9時30分〜9時37分
文部科学省記者会見室

一般案件
自動車排出窒素酸化物及び自動車排出粒子状物質の総量の削減に関する基本方針について(決定)    (環境省)

国会提出案件
平成13年自衛隊員の営利企業への就職の承認に関する報告を国会に提出することについて(決定)    (防衛庁)
平成13年防衛庁と民間企業との間の人事交流に関する報告を国会に提出することについて(決定)    (同上)
衆議院議員長妻昭(民主)提出秘密書類の指定と解除に関する質問に対する答弁書について    (内閣官房)

公布(法律)
都市再生特別措置法(決定)

政令
海洋生物資源の保存及び管理に関する法律施行令の一部を改正する政令(決定)    (農林水産省)

人事

報告

配付
横浜市長選挙結果調    (総務省)

大臣)
 今日の閣議は年度始めでありましたが、特に御報告する内容はございません。閣僚懇の時に2つほどありまして、一つは低公害車を大臣自ら率先して早めに切り替えるという事がありまして、環境への影響でありますとか経済への波及だと思いますけれども、私もできるだけ早く切り替えなくてはいけないと思っているところです。それからもう一つワークシェアリングに関する政労使合意ができたと言うことでありまして、これは緊急対応という事でございますけれども、これに関連して私の方から卒業生の雇用の問題もあり、ワークシェアリングの考え方を出来るだけ各企業に取り入れてもらうように促進方をお願いしておきました。以上であります。
記者)
 年度変わりという事で、新しい学習指導要領ですとか完全学校週5日制ですとか新しい事が教育行政でも多く始まる年度ですけれども、大臣の抱負をお伺いできればと思います。
大臣)
 4月から新しい学習指導要領が全面実施になりますし、学校5日制もはじまります。その狙いがしっかりと各地の学校において実現されるように、学校はもとより教育委員会、そして私どももこれについては真剣に取り組まなくてはいけないと思います。この大きな変革がプラスになりますように確かな学力をきちんと身につける事、そして心の教育をしっかりやっていくことなど、大きな教育の目標に向けてしっかりした足取りで全国各地で取り組みが始まる事を私としては期待しておりますし、私どもとしてもできるだけのサポートをしていきたいと思っている所です。
記者)
 それに関係して昨日、学力向上フロンティアスクールを指定されたようですけれども、本年度事業で期待するところをお伺いします。
大臣)
 今回の指導要領のねらいとしては、今申し上げたような事のほかに、それぞれの学校が努力をして工夫をしながらそのねらいを実現していくというところにあると思います。その意味で各学校で工夫をしてもらったらいいと思いますけれども、いろんな工夫の取り組みを共有しあっていくという意味もあって、学力向上フロンティア事業というのは大変大事だと思っております。あれは小中学校で805校が中心となって特に一人一人の個性に応じた、また能力に応じた発展的な学習をするということのやり方についていろいろと工夫をしてもらい、実践研究の成果を周辺に及ぼしていくと言うことで大変意味があると思います。そういう取り組みが805校において行われることによって、そのモデルとなる、あるいは事例が豊富になっていくと思いますし、周辺の学校がその中から児童生徒達の学力にあったものを取り入れてもらったらいいと思いますし、教育の展開の在り方としても多様化、豊富化という意味で大変意味があるのではないかと思っております。
記者)
 酒田短大の問題なんですが、入学金等として受け取っていながらビザがおりなかった中国からの留学生に対してお金を返していないというような問題も指摘されているんですが、その対応はどうしているんですか。
大臣)
 今、詳しい事は調査中であります。それで明日理事会が行われるという事でありまして、短大側もこの事態の収拾に向けて、現在一生懸命取り組んでいるところでありまして、そういう努力を注意深く私どもとしては見守りたいと思っています。(了)

(大臣官房総務課広報室)

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