令和6年度新時代に対応した高等学校改革推進事業(普通科改革支援事業)の採択校について

令和6年3月25日

 高等学校には多様な背景を持つ生徒が在籍していることから、義務教育段階において育成された資質・能力を更に発展させながら、生徒の多様な能力・適性、興味・関心等に応じた学びを実現することが必要です。このため、令和3年1月の中央教育審議会答申等においては、新時代に対応した高等学校教育等の在り方について、高校生の学習意欲を喚起し、可能性及び能力を最大限に伸長するための各高等学校の特色化・魅力化や、教科等横断的な学習の推進による資質・能力の育成が提言されたところです。
 これらも踏まえ、令和3年3月31日に公布された学校教育法施行規則等の一部を改正する省令等により、高等学校等の特色化・魅力化に向けて、「普通教育を主とする学科」として「学際領域に関する学科」や「地域社会に関する学科」等の普通科以外の学科を設置可能にしました。
 文部科学省においては、令和4年度から設置が可能となるこれら学科(以下、「新学科」という。)の設置に向けた検討等を行う高等学校等を指定することといたしました。この度、令和6年度に指定する「普通科改革支援事業指定校」が決定しましたので、お知らせいたします。

1.指定校一覧(7校)

    
管理機関名 申請校名
宮城県教育委員会 中新田高等学校
学校法人聖ヨゼフ学園 日星高等学校
大阪府教育委員会 狭山高等学校
伊丹市教育委員会 伊丹高等学校
兵庫県教育委員会 尼崎高等学校
兵庫県教育委員会 淡路三原高等学校
島根県教育委員会 津和野高等学校
 

2.審査状況

 令和6年1月22日~2月20日に公募を実施し、合わせて10件の申請を受けた後、「新時代に対応した高等学校改革推進事業企画評価会議」において本事業の審査要項及び審査基準に基づいて審査を実施しました。

お問合せ先

        文部科学省初等中等教育局参事官(高等学校担当)付改革推進係
        電話番号:03-5253-4111(代表)(内線3300)
        E-mail:koukou-jigyo@mext.go.jp