令和4年度「新時代に対応した高等学校改革推進事業(創造的教育方法実践プログラム)」の採択校について

令和4年4月15日

 高等学校には多様な背景を持つ生徒が在籍していることから、義務教育段階において育成された資質・能力を更に発展させながら、生徒の多様な能力・適性、興味・関心等に応じた学びを実現することが必要です。このため、令和3年1月の中央教育審議会答申等においては、新時代に対応した高等学校教育等の在り方について、高校生の学習意欲を喚起し、可能性及び能力を最大限に伸長するための各高等学校の特色化・魅力化や、教科等横断的な学習の推進による資質・能力の育成が提言されたところです。また、AIやIoT等の急速な技術の進展により社会が激しく変化し、多様な課題が生じている今日においては、各教科等の学びを基盤としつつ、様々な情報を活用しながらそれを統合し、課題の発見・解決や社会的な価値の創造に結び付けていく資質・能力の育成が求められているとされています。
これらも踏まえ、文部科学省においては、「新時代に対応した高等学校改革推進事業実施要項」遠隔・オンライン教育を活用した新しい教育方法により、教科等横断的な学びを実践する高等学校等を指定することといたしました。この度、令和4年度に指定する「創造的教育方法実践プログラム指定校」が決定しましたので、お知らせいたします。

1.指定校一覧(6校)

                 
管理機関 学校名
北海道教育委員会 伊達開来高等学校
山形県教育委員会 小国高等学校
学校法人益田永島学園 明誠高等学校
高知市教育委員会 高知商業高等学校
福岡県教育委員会 糸島高等学校
熊本県教育委員会 人吉高等学校
 

2.審査状況

 令和4年2月2日~3月7日の期間に公募を実施し、9件の申請を受けた後、「新時代に対応した高等学校改革推進事業企画評価会議」において本事業の審査要項及び審査基準に基づいて審査を実施しました。

 

お問合せ先

   文部科学省初等中等教育局参事官(高等学校担当)付高校教育改革係
   電話番号:03-5253-4111(代表)(内線3482)
   E-mail:koukou@mext.go.jp