「量子サイエンススクールプログラムの運営体制の構築」の公募おける採択課題の決定について

令和7年6月27日

  文部科学省では、このたび「量子サイエンススクールプログラムの運営体制の構築」の公募における採択課題を決定しましたので、お知らせします。

1.事業の趣旨

現在、量子技術の利活用が始まりつつあり、諸外国で量子技術に関する国家戦略が策定されるなど、研究開発の国際競争・国際連携の動きが加速しています。こうした中、世界に伍して我が国が量子技術の研究開発のリーダーシップを発揮するためには、国際的に活躍できる研究者・技術者の層の厚みを増やすことが不可欠です。
 このため、令和7年度においては、人材面からQ-LEAPの各研究課題を加速するとともに、世界のトップ研究者コミュニティにおいて我が国が存在感を発揮し続けるため人材層の厚みを増すことを目的に、 Q-LEAP の支援業務として、修士・博士課程学生や若手研究者を対象とした量子サイエンススクールプログラムを実施するとともに、その継続的な実施に必要な体制の構築、諸外国のサイエンススクールプログラムの調査分析を行う機関を募集しました。

2.審査の経緯

(1)公募の実施
令和7年5月26日(月曜日)~令和7年6月16日(月曜日)の期間に公募を実施し、計1件の提案がありました。
(2)審査の実施
外部有識者による審査委員会(別添)にて書面審査・面接審査を実施し、採択課題を決定しました。

3.審査結果の概要

応募件数:1件
採択件数:1件

採択課題名:量子サイエンススクールプログラムの運営体制の構築
機関及び代表者名:国立研究開発法人理化学研究所 萬 伸一

お問合せ先

研究振興局 基礎・基盤研究課 量子研究推進室
メールアドレス:ryouken@mext.go.jp

(研究振興局 基礎・基盤研究課 量子研究推進室)