令和6年3月28日
文部科学省では、以下のとおり「大阪・関西万博を契機とした大学等を中核とする産学官連携の加速化事業」の公募を開始しましたので、お知らせいたします。
昨今、知と人材の集積拠点である大学等のイノベーション創造への役割が増している中、我が国が、世界に伍して競争するためには、将来の不確実性や知識集約型社会に対応したイノベーション・エコシステムを「組織」対「組織」の産学官共創により構築することが必要となります。そのため、文部科学省ではこれまで国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)とも連携し、「センター・オブ・イノベーション(COI)プログラム」や「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」等、様々な産学官連携施策を実施してきました。
特に、令和2年度に開始したCOI-NEXTでは、大学等が中心となり、企業や自治体、市民など、多様なステークホルダーを巻き込みながら、国連の持続可能な開発目標(以下、「SDGs」という。)に基づく未来のありたい社会像(拠点ビジョン)を策定し、その達成に向け、バックキャストを通じたイノベーションに資する研究開発と、自立的・持続的な拠点形成のために必要な産学官連携マネジメントシステムの構築を同時並行で推進しています。
他方、令和7年(2025年)には、「2025年日本国際博覧会」(以下、「大阪・関西万博」という。) が、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとして開催される予定です。万博では、様々な国・国際機関・企業・団体等が共創して事業を企画し、テーマが実現された未来社会の姿を会場内に作り出すことを目指しています。
なお、令和7年(2025年)は、SDGs の達成目標年である令和12年(2030年)の5年前であり、SDGs達成に向けたこれまでの取組の進捗状況を確認し、その達成に向けた取組を加速させるとともに、令和12年より先(+beyond)に向けた目標が示されることも期待される年でもあります。
本事業では、この万博というまたとない機会を活用し、大阪・関西万博での出展(以下、「本番イベント」という。)を通じて、産学官連携施策を通じた成果や活動を国内外に広く発信するとともに、体験型コンテンツの展示等(以下、「体験型コンテンツ等」という。)を通じて来場者が“未来のありたい社会”を想像し、未来を担う国内外の若者たちが共に社会課題を自分事として捉える機会を提供することを目的とします。
加えて、以上の実現に向けて、文部科学省では本事業を通じて、本番イベントを見据えた企画の練り込みや磨き上げに資するイベント(以下、「プレイベント」という。)を実施する予定です。
本補助事業では、上記を踏まえて、本番イベントへの出展を行う大学等に対して、体験型コンテンツの制作及びプレイベントへの出展に係る企画案を公募し、採択を行ったものについて支援します。
令和6年3月28日(木曜日)から令和6年5月7日(火曜日)正午まで
令和6年3月28日(木曜日)
令和6年4月3日(水曜日)正午
令和6年4月4日(木曜日)
令和6年5月7日(火曜日)正午
令和6年5月中旬~5月下旬頃
※追加でヒアリングが必要と判断された申請については、ヒアリングを実施します。
令和6年5月下旬頃
令和6年6月上旬頃
令和6年6月下旬頃
※上記スケジュールは変更となる場合もあり得ますのでご了承ください。
令和6年4月4日(木曜日)11時00分~12時00分
オンライン(Zoomを利用します)
※URLは公募要領内に記載しております。
参加を希望される方は、令和6年4月3日(水曜日)正午までに、以下の申込フォームで参加申込をしてください。
上記申込フォームからの申し込みができない場合は、本ページ下部お問い合わせ先に記載の担当課宛てに、電子メールで連絡ください。連絡にあたっては、メールの件名に「大阪・関西万博を契機とした大学等を中核とする産学官連携の加速化事業 説明会申し込み」、本文に「所属組織及び所属部署名」、「担当者」、「電話番号」、「電子メールアドレス」を明記してください。
申請に当たっては、公募要領参照のこと。
本ページ下部お問い合わせ先に記載の担当課宛てに、電子メールで提出してください。
令和5年5月7日(火曜日)正午必着
※ 提出期限は厳守のこと。
※ すべての提出書類をこの期限までに提出すること。
※ 申請書類の受領後、開庁時間内であれば当日中を目途に、文部科学省から受領確認メールを送信する。
※ 事故等による申請書類やメールの不達については、文部科学省は一切責任を負わないこととする。
※ 提出期限を過ぎてからの書類の提出及び提出期限後の書類の差替えは一切認めない。
※申請書類の提出にあたっては、添付資料を含む全ての書類を1つのPDFにしたものと、各書類の個別のPDFを合わせてご提出ください。
※公募要領の一部を以下のとおり修正しました。(令和6年4月15日更新)
P6.「5.審査」 (2)審査方法
修正前)ヒアリングを実施する場合の日程は、4月下旬から5月上中旬頃を予定しています。
修正後)ヒアリングを実施する場合の日程は、5月下旬頃を予定しています。
科学技術・学術政策局産業連携・地域振興課
拠点形成・地域振興室
E-mail:coi-next@mext.go.jp